March 28, 2008

法科大学院は厳しい

今日の報道によると、法科大学院のうち四つが大学評価・学位授与機構から不適合とされたそうです。その中には残念ながらわが大学も含まれていました。全体に厳しく、この基準で他の大学院や学部を評価されたら相当数が不適合になると思います。

その中で気になったのは千葉大のケース。日経の記事によると

期末試験で単位を落とした学生について、翌年度は授業に出なくても再度試験だけ受けてパスすれば単位を出していたが、『改めて授業を受けさせるべきで成績評価が不適当』とされた。

ということらしい。

これは、本当に問題なのか?私は、大学で単位を落としたとき、なぜ翌年ゼロからやり直しを要求しないといけないのか理解できないのです。もともと、大学側の手間を削減するためにそうしてるだけではないのでしょうか?(不合格者を翌年の学生と混ぜて扱えば楽だからだ!)この授業が演習重視で演習が不出来だったというのなら翌年ゼロからでもわかりますが、筆記試験だけ不十分だったのなら、筆記試験だけのやり直しでなぜいけないのでしょうか? 規則がそうなってるから、という理由だけなのではないでしょうか?

投稿者 tarumi : 11:07 PM | コメント (0)

February 07, 2007

なので

うちの大学の卒論・修論締切は20日くらいです。他の大学よりかなり遅くなっています。就職内定先の企業の皆様、キツイ宿題を出すのはもう少し待ってやってください。お願いします。

それはさておき、今年の複数の学生の作文の傾向で今までになかったものとして、「なので」という接続詞が見られました。

○○○。なので、○○○○

という具合に、前の文が理由となっている場合に用いられています。これが口語だということが理解されていないようです。確かに最近の口語にしては丁寧な感じがするので、文章につい使ってしまうのでしょうか。「よって」「従って」などとしていただきたいものです。

投稿者 tarumi : 09:06 PM | コメント (2)

September 30, 2006

9月は忙しかった

9月は学会シーズンで出張が多く、忙しかった。私の場合外国にはいかなかったからましだと思うが、7回出張や旅行があり、休日を含めて半分くらいの日しか終日県内にいなかった。

楽しかったのは15~17日のエンタテインメントコンピューティングのワークショップ
プログラム委員長としてスタッフサイドで参加したものであるが。自ら企画したSNSのセッションではレコミュニの福岡代表取締役に話をしていただき、活発な議論ができた。また招待講演の将棋の羽生さんに会え、一時間近く話ができた。

さて、明日から10月なので授業が始まる。心機一転。

投稿者 tarumi : 04:30 PM | コメント (1)

April 20, 2006

社長の人選

東京製鐵で、役員ではない45歳(私と同じ年)の高松工場長が社長になることになったそうです。高松工場長といっても、高松出身の人というわけではないんでしょうね、たぶん。それはともかく、これはなかなかインパクトがあります。

ところで、国立大学法人では、大学の学長や学部長は選挙で選びます。それが民主的だからということでしょう。実は、私の知っているある大物教授(当時50代半ば)は会社の社長も選挙で選んでいると信じていて、私に「それは違う」と言われるまで気づかなかったのです。先入観おそるべし。ではどうして選んでいるんだと言われると困るんですが。

投稿者 tarumi : 08:30 PM | コメント (0)

April 09, 2006

進路指導

今年度から進路指導になりました。対象になるのは、新3年生と、新修士1年生で、だいたい一年後に就職活動のピークを迎える学生さんです。よろしくお願いします。

本来は就職指導委員という名前らしいのですが、就職する人ばかりではないので、就職指導ではなく進路指導と勝手に名乗ることにし、3年生には進学も積極的に勧めていこうと考えています。

さて、就職の方ですが、最近の企業からの要求で特に目立つのはコミュニケーション能力のある学生。積極的に動けて、指示待ちでなくて、報告・連絡がきちんとできて、文章も書けて、顧客の応対やプレゼンができて、…ということでしょう。当然企業で仕事をする以上はこのような能力が重要ですから、学生の皆さんは心して準備してください。私も、昔は企業で採用活動をする方の立場だったので、こういう人に来て欲しいという企業の立場はよくわかります。

しかし、気になるのは、企業がコミュニケーション能力以外をほとんど要求していないのではないかと思われるほど、そのことばかり言うということです。昔は、朴訥としていて無口な学生でも、技術力がしっかりしていれば仕事はあったように思います。今は、そんな人はそもそも仕事がない、働く価値がない、という雰囲気すら感じられます。コミュニケーション能力は努力して伸ばすことはできるし、学生さんには伸ばして欲しいのですが、性格的に元々口下手な学生さんは就職面接もうまく行かず、何だか可哀想になります。

どうしてこうなったのかを考えてみました。今は新入社員といえども、相当のコミュニケーション能力を要求される仕事についている様子が伺えます。一つには、顧客との営業の前線に出る機会が多くなっているということでしょうか。これはまあ仕方がない。そしてもう一つは開発現場でも技術外注が増えたので、外注先とのコミュニケーションがあるということではないかと思います。入社早々に外国への技術発注業務に従事している卒業生もいます。これは、いわゆる技術の空洞化と関係しているように思います。

そもそも、コミュニケーション能力だけが必要なら、わざわざ工学部から採用する必要はないわけです。企業には、技術力についても学生に注文をつけていただきたいと思いますし、そういうところも見ていただきたい。口だけがうまくて中身の薄っぺらな学生の方が、口は下手でもしっかり仕事のできる学生よりも面接をうまく通過して行く様子を見ていると、何だかおかしいと思わざるを得ません。そんな人を積極的に採用していて、企業は大丈夫なのでしょうか?

投稿者 tarumi : 03:54 PM | コメント (0)

March 26, 2006

桃色片想い

女子学生歓迎の意味で、工学部のホームページをピンク色にしようと広報室委員会で(冗談半分に)言ったら、誰も賛成してくれなかったので、自分のホームページとプログをピンク色にしてみました。

投稿者 tarumi : 06:09 PM | コメント (0)

March 09, 2006

「見て取れる」

最近、論文などの文章や発表で「見て取れる」という言葉をよく見たり聞いたりするような気がします。昔はそれほど使われなかったように思うのですが、いかがでしょうか。

「この図から○○が見て取れる」などと使うわけですが、私はあまり好きではありません。というのは、結論だけが急がれていて、なぜ図からその○○な結論が得られるかという論理がすっ飛ばされていることが多いからです。短時間のプレゼンで途中の議論を省略するのであればともかく、論文本文ではきちんと説明すべきだと思います。

投稿者 tarumi : 05:44 PM | コメント (0)

February 14, 2006

神経経済学…

しばらく前の日経新聞で神経経済学のことが書いてあった。人間は、ときに利潤追求とは異なる行動を取ってしまうがそれはなぜかという問題について、脳生理学からアプローチするもののようだ。ぐぐってみたら、これについて書いているブログも少し発見。

「ご利用は計画的に」と義務的に叫んでいる消費者金融のCMに対し、計画的に生きてる人がCM見てキャッシングするかよ、といつも突っ込みを入れている私としては、多重債務者になってしまう人の脳について語られると、やはり納得する。

ところで、最近教育の現場では若者にやる気が乏しいと言われる。また、企業からの求められる人材の属性の一つに「努力できる人」というのがある。やる気がある、努力できるという属性も同様に脳生理学的に説明できるはずで、神経教育学てなのができるかもしれない。(この言葉は検索してもまだ出て来ない。)しかし、学生に「努力しなさい」と言ったときに「私の脳の構造は○○なので努力できません。」と反論されるようなことになると、これは困る。困るだけでなく、教育上良いことのはずがない。じゃあ、「努力できるようになる薬」ができれば良いのか?それも何だか違う。

私としての結論はないのだが、とにかくこれからの脳科学がどう進むのか、目が離せない。

投稿者 tarumi : 08:25 PM | コメント (0)

January 24, 2006

受験生のみなさんへ

報道されているように、ライブドアの堀江社長が逮捕されるという事件が発生しました。

ライブドアは、「IT関連企業」として紹介されることが多く、皆さん方の中には今回の事件をIT業界の不祥事ととらえ、IT業界に落胆してしまった人もいるかもしれません。確かにライブドアはIT関連の事業も行っていますが、それは今回の事件と直接関係ないことです。逮捕容疑は「お金の流れ」に関することです。また、ライブドアが急成長したのもIT事業の成功によるものではなく、報道されているような違法容疑のある取り引きを含めた、お金の扱い方によるものです。

このような事件はどのような業界でも起こり得るもので、IT業界に特別のことではありません。アメリカではエネルギー業界で類似の事件がありました。

IT業界では多くの人が地道に、世の中のために働いています。ライブドア事件に惑わされることなく、情報系学科に多くの方が志望されることを望みます。

投稿者 tarumi : 01:16 PM | コメント (1)

October 11, 2005

FM三本録り

今日はコミュニティFMの録音をしました。二本録りの予定でしたが急きょ予定を変更して三本録りとなりました。オープンキャンパスの予告を1回でなく2回分録ったためです。それが最初の2回。3回目は仮想都市実験の話をします。

これは工学部の持っている番組で「この指とまれ」と言います。

FM高松 (81.5MHz) 10/18, 25, 11/1 (火)
9:45-10:00, 再放送同日 13:45-14:00

FMサン (坂出市、76.1MHz) と FM SETO (丸亀市、77.4MHz)
本放送は同上。再放送は同じ週の木曜 9:45-10:00

投稿者 tarumi : 08:07 PM | コメント (0)

May 05, 2005

サマータイムマシンブルース

この夏の映画、サマータイムマシンブルースは、香川大学工学部でもロケの行われた作品です。皆さんよろしく!

ロケの日は昨年夏の一日だけで、しかもその日は出張していたので、見逃してしまったのです。残念。

投稿者 tarumi : 09:26 PM | コメント (0)

April 17, 2005

大学の先生はインチキ臭い

…のようなことを言ったのは昨夜のある新入生。その学生は中学か高校の先生になりたい(工学部ではなく本当は教育学部に行きたかった)のだが、大学の先生はあまり信用していないのだそうだ。理由は、自分で書いた教科書を買わせたり、自分の教科書から試験問題を出したりするから。

確かに、教員が自分の著書を教科書とすることに反発する学生というのは、この学生に限らず結構多い。またそう考えたくなる気持ちもわかる。

しかしこれは結構フクザツな問題であるように思う。

投稿者 tarumi : 06:38 PM | コメント (0)

March 16, 2005

国際インターン発表会

今日は、半年間ドイツで実習をしてきた隣の学科の3年生の発表を聞いて評価をした。

行き先はフラウンホーファー研究所。制御プログラムの開発など、3年生にしては、たいへん良い成果を上げてきたようだ。現地での周囲との交流もよくやっていたらしい。

投稿者 tarumi : 12:18 PM | コメント (0)

March 14, 2005

平日は平日

昨日は休日なので少し論文が書けた。今日は平日とは言え、会議等の予定が何もないから続きが書けるかと思っていたのだが、甘かった。午前中は国際会議関連の準備仕事で終了。午後は研究室の引越しの準備をしながら修士の学生と打合せ(これは有益だった)。その後いくつか書類を書いたり、電話に出たり、頼まれていたアンケートに答えたりすると午後は終了。他にもいくつか仕事してたはずなのだが思い出せない。

投稿者 tarumi : 07:40 PM | コメント (0)

March 08, 2005

個人情報保護

この4月から国立大学法人も個人情報保護法(正確には独立行政法人等を対象とした方の法律)が施行になるということで研修会があったので行って来た。

工学部から私とH先生。他にもいたかもしれないが、成績を預る事務員や教務委員の姿がほとんど見えなかったのはきっと目が悪かったんでしょう。

これからは、個人情報のセキュリティを高めるのは当然として、個人情報の収集目的を学生に対して明示し、プライバシーポリシーを制定することが重要だ。ちゃんとやるんだろうか。

学生の皆さんは、何かあったらバシバシ苦情を言ってくださいね。

投稿者 tarumi : 10:53 PM | コメント (0)

February 24, 2005

2/23 科学技術フォーラム

工学部と(財)かがわ産業支援財団共催の恒例イベントです。今年は、カナダ(当学部の Finn 客員教授)、フランス(サボア大学)、中国(ハルビン工程大学)からのゲストもあり、大学の地域活性化への貢献について議論。

フランス、中国の事例についてそれぞれの大学から紹介があったが、プレゼン自体は形式的な説明でいまいち面白みに欠けた。ところが、地元経済同友会幹事の某社長の過激発言(早い話が大学批判)で盛り上がる。

バネルディスカッションも、フロアからの質問も多く、学生も偉い人々に的確な質問などして、エキサイティング。外国の先生には工学部の語学堪能な先生が通訳についてサポート(ご苦労様です)。

中国の工学系大学では、教授の役割が研究、開発、教育に分担されているという話が衝撃だった。研究、教育、運営という役割なら各国の大学の先生からよく聞く。先日もイギリスの先生がそんな話をしていた。が、そうではなくて、「開発」(つまり実用研究とビジネス)なんですよ!ベンチャーへの投資金額も大きいが、出資元は大学自身がほとんど。じゃあ大学はどっからその金を持って来るんだという、地元大企業会長の質問に「中国では大学進学率はまだまだ低くて大学に来る人はエリート。来たい人はいくらでもいるから、定員より余計に学生をとって授業料で儲ける。」「土地を売ったり、大学がサイドビジネスをして儲ける。」「大学が保証して銀行から借りる。」という答。すごすぎる。

投稿者 tarumi : 01:50 AM | コメント (0)

February 22, 2005

プロの進退

月曜日は「週刊将棋」を読む日である。今週は瀬川アマのプロ入り希望問題、高橋和さんの突然引退問題と、棋士の進退に係わる記事が2件もあって興味深い。瀬川アマは一度棋士になるための正式ルート(奨励会)で失敗している人だけに問題は複雑だ。棋士の給料原資は無限にあるわけではないので、プロが増えるということは他の棋士の既得権を揺るがすし、正式ルートでがんばっている人は「なんだ」と思うという問題がある。

同じく月曜の教授会では、先日の学長と学生の対話集会の話題が報告された。報告を読んでいると、講義の下手な教員はクビにしろという過激な意見すら学生から出ているようだ。しかし教員は(公務員でなくなった今も)犯罪でも犯さない限りクビにはできないのが原則となっている。

一方、新聞等では医師免許を更新制にすることが話題になっていて、予想通り既得権を守るために反対している人がいるらしい。

基本的にはこれらの専門職では専門的な力が落ちたらご退場いただくのが筋なのだろうと思う。その点、将棋の棋士の場合は、極めて緩やかではあるけれども負け続けたら引退に追い込まれるルールがある。大学教員は甘過ぎると言われても仕方ないだろう。

投稿者 tarumi : 12:48 AM | コメント (0)

January 06, 2005

JABEE

JABEE と学科のコース制度について学生などに説明するためのwebサイトを執筆してみた。
まだ叩き台段階なのでお見せできません。
やらなきゃとずっと思っていたのだが、いざやってみると半日で形になった。

投稿者 tarumi : 10:35 PM | コメント (0)

December 15, 2004

国際インターン発表会

うちの学部には外国の大学や企業で数か月の実習を行う国際インターン制度というのがある。本日夕方、その報告会があった。今日発表したのは学部3年の女性4名と、修士1年の男性1名。他に半年の長期実習中でまだ帰って来ないのが1人。行き先はドイツ、フランス、カナダ。それぞれに貴重な経験をしているようで、非常に良かった。

工学部なので女子は10%強しかいないのに、外国に行きたがるのは女子ばかりだ。頑張れ野郎ども。

投稿者 tarumi : 09:14 PM | コメント (0)

December 07, 2004

技術者倫理ワークショップの日程

技術者倫理教育に関するワークショップ(東京)の案内が来た。関連科目を担当しているので行った方がいいのかなと思って日程を見ると、何と、大学入試センター試験の日程と重なっているではないか。この日は大量の大学教員が拘束される特異日だというのに。うちの大学では人手不足なのでまず間違いなく何らかの役割が当たる。当然ワークショップには参加できない。

投稿者 tarumi : 10:25 PM | コメント (0)

December 02, 2004

北野武教授

北野武氏が、東京芸術大学で新設される大学院映像研究科の教授になるということだ(新聞記事)。これだけなら驚かないが、なんと、専攻長もやるらしい。専攻長といえば、学内の政治的駆け引きをしたり、予算の確保に走り回ったり、たくさんの会議に出たり、というイメージしか出て来ないのだが本当にできるのだろうか。それとも芸大の専攻長は違うのか?

投稿者 tarumi : 08:03 PM | コメント (0)