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November 30, 2004

NIME (まとめ)

論文は14件採録されたが、そのうち半分の7件がイタリアのボローニャ大学がらみである。ボローニャ大学と、共同研究先 (?) のUCLAでワークショップが運営されているようだが、関係者の論文が半分というのはちょっと多いと思う。ワークショップの最初で、採択率は低くて厳しかったという挨拶があったが、具体的な数字は出なかったし、本当だろうか?

ワークショップ参加者数は20-25名くらいであり、発表者と関係者以外の参加者はわずかであった。これはワークショップという性格上、止むを得ないとも言える。

内容的には私のあまり得意でない分野の論文が多かったので、どう評価してよいのか分からないというのが正直なところである。それぞれの論文から参考文献が多数参照されているので、この分野の勉強の今後の手がかりにはなると思うが、ComSoc (IEEE Communication Society)の会議に来たのはあまりうまい手ではなかったかもしれない。おまけに、一日のワークショップだけで 400 ドルの参加費は高すぎる。

投稿者 tarumi : 11:41 AM | コメント (0)

NIME (Session 4: Short Paper Session)

私の発表はこのセッションで。ショートなので10分しか発表時間がない。仮想都市の概念と、ブラウザ版、Brew 版の実装と評価について簡単に話す。まだ課題の多い段階なので、ショート採録は止むを得ないところか。

携帯電話はそれ自身磁石を内蔵しているので電子コンパスは使えないのではないかという質問があった。確かにそう言われてみればそうなのかもしれないが、回路やコンパスの詳細について知らないので何ともコメントしづらい。手持の二機種でコンパスの性能がかなり違うので、problematic device であることは言えると回答。また LightWave で作成したオブジェクトがリゾリューション等の関係で携帯で使えるのかという質問が座長からある。ポリゴン数に気をつけていれば、一応使えるよと回答。やはり質問の傾向も情処のGN研とは違い、デバイスやグラフィックスにみなさん興味があるようだ。

他の3件のうち、2件は携帯電話に関連するもの。"Buddy-Finder" はGSM携帯電話のアーキテクチャを活用して、自分の友達が近くにいるかをチェックしてショートメッセージコミュニケーションを行おうというものだが、GSM は古いんじゃないのという質問も出てたし、アプリも全然新鮮味がないし、何だかなあ。

このセッションは疲れの出る時間帯という要因に加えてショートということで、聴衆もややダレ気味だったのが残念だった。

論文リスト

* Fast Colored Surface Rendering for ENtertainment Applications on Small Devices -- An Experimental Study (A. Amoroso (U. of Bologna))

* Buddy-Finder: a Proposal for a Novel Entertainment Application for GSM (C.E. Palazzi (U. of Plogna/UCLA))

* Implementations and Evluations of Location-based Virtual City System for Mobile Phones (H. Tarumi, K. Matsubara (Kagawa U.), M. Yano (Fujitsu Shikoku Systems))

* MSAP -- A Protocol for Efficient Multimedia Content Search and Distribution on the Internet (Q.N. Yin, C.H. Lung (Carleton U., Canada))

投稿者 tarumi : 11:08 AM | コメント (0)

NIME (Session 3: Digital Audio and Video for Entertainment)

午後の前半のセッションはこれ。5件発表がある予定が、四番目の論文発表者が飛行機の遅れとかの理由で来なかったので、4件。

最初の発表をしたドイツ在住の中国人 Gu さんとは席が隣だったので色々話をしたり一緒に昼食をとったりした。奥さんが韓国人のピアニストだそうだ。またドイツのNEC, 松下に勤務したこともあるそうだ。論文はプロのミュージシャンが遠隔で合奏練習できるようなシステムについて。音質についての主観評価も含まれているようなので、興味深い。

最後の発表をした松本さんは東大の青山研究室のD1の学生で、英語での発表は初めてだそうだが、落ち着いて質問にも回答していた。

論文リスト

* NMP -- A New Networked Music Performance System (X. Gu, et al. (Technical University Braunscweig, Germany)

* A Multimedia Broker for Ubiquitous and Accessible Rich Media Content Transcoding (P. Salomoni, S. Mirri (U. of Bologna))

* GhostShare --- Reliable and Anonymous P2P Video Distribution (A. Nandan, G. Pau (UCLA), P. Salomni (U. of Bologna))

* A Video Frame Dropping Mechanism Based on Audio Perception (M. Furini (U. of Piemonte Orientale, Italy), V. Ghini (U. of Bologna))

* A Scalable and Low Delay Communication Scheme for Networked Virtual Environments (Nobutaka Matsumoto, Y. Kawahara, H. Morikawa, T. Aoyama (U. of Tokyo))

投稿者 tarumi : 09:54 AM | コメント (0)

NIME (Session 2: Massive Multiplayer Online Games)

午前中はキーノートに続き、このセッション。このテーマで5件発表があるというところがすごい。内容はマイグレーションとか、ロードバランシングとか、P2P とかのネットワークアーキテクチャやアルゴリズムの話で、シミュレーションの結果この方式がいいとか悪いとかいう論文である。このあたりはあまり勉強してないのでこういうおおざっぱなまとめ方しかできずすみません。

何かにつけて韓国のオンラインゲーム市場の話が出て来たり、中国のIBMの研究所でオンラインゲームの研究をしているというところに驚いたり、アジアがホットである。みなさん韓国を目標にしているようであるが、韓国人はこのワークショップには来ていない。

論文リスト

* On Maintaining Interactivity in Event Delivery Synchronization for Mirrored Game Architectures (C.E. Palazzi (U. of Bologna/UCLA), S. Ferreti, S. Cacciaguera, M. Rocceti (U. of Bologna))

* Design and Simulation of a Migration-based Architecture for Massively Populated Internet Games (L. Gardenghi, S. Pifferi, G. D'Angelo, L. Bononi (U. of Bologna))

* Modeling System Performance in MMORPG (Gao Huang, et al. (IBM China Research Lab)

* Peer-to-Peer Architecture and Protocol for a Massively Multiplayer Online Games (M. Merabti, A.E. Rhaibi (Liverpool John Moores U., UK))

* Performance Evaluation of a Proxy System for Providing Immersive Audio Communication to Massively Multi-Player Games (C. D. Nguyen, F. Safaei, P. Boustead (U. of Wollongong, Australia)

投稿者 tarumi : 09:40 AM | コメント (0)

NIME (Session 1: Keynote)

GLOBECOM 2004 併設の Networking Issues in Multimedia Entertainment ワークショップに出た。

Keynote は、Charlie Judice さん (Flagler College, St. Augustine, Florida) の、"Digital Storytelling: The Next Killer Application" というもの。ここでの Digital Storytelling とは、スライドショーにBGM とか簡単なインタラクティビティを付加したものをイメージすればよい。これに係わる概念整理や関連ツールのサーベイがあり、もっと環境を整えれば多くの人がデジタルストーリーのオーサリングをするようになるだろうという趣旨の講演だったと思う。確かにツールの整備には現状よりもさらに工夫の余地があるだろうが、それがキラーアプリになるかという点については人により意見が異なるであろう。

プレゼンテーション資料のメモです。

[Elements of a digital story]
Media,
Action (content, que pasa?),
Relationship (linear, non-linear),
Context (purpose, why should i listen?),
Communications (1-way, 2-way, discussion)

Story = Media+Context

[Digital Storytelling pioneers]
Kodak's Grand Odyssey project
Center for digital storytelling, Berkeley
Digital Clubhouse Network, NYC
Dana Atchley's digital storytelling festival

[Current practitioners]
BBQ
Coca-Cola, IBM, Oxygen Media
Scott county elementary schools
Pearl River H.S. Students
Univ. of Michigan,
UCLA
Web bloggers

[Hiearchy of story]
story ------ collection ------ capture
(context) (organization)

[Why people don't do it now!]
Because it is a hard work!

[Tools]
* capture
DSC (Digital Still Camera), miniDV, CDtoMP3, TiVo, phonecam
* Storage Organization, and Processing
Kodak easy share, picasa,
Adobe photoalbum 2.0,
Sony movieshaker,
MS PPT plug-in,
Apple iMovie,
MS Xp Movie Maker 2 ,
Adobe Premiere,
Macromedia Director, Flash MX
* Networking and connectivity
Ethernet, Wi-Fi,
Broadband Internet, CD, DVD, Blu-rays

[Technologies]
* Color dither, DCT, MPEG encoder, etc.

[Making digital abums a consumer product!]
Event segmentation, duplicate detection, emphasis image,
Auto-layout with dynamic feedback, video segmentation....

[Summary]
Everyone has a story to tell
Good tools are available, inexpensive, and easy to learn
Implication for ComSoc: our asymmetric broadband networks are inadequate!

投稿者 tarumi : 08:58 AM | コメント (0)

November 28, 2004

各地の無線LAN事情

成田空港:成田空港webページを見ても、無線LANが無料とは読めなかったのだが、実際には無料でアクセスできた。

ロサンゼルス空港:tmobileBOINGO の無線LANがあった。しかしtmobileはDHCPに失敗して使えない。BOINGOは月21ドルとかで契約しろと言う。ここはパスした。

Hyatt Regency (Dallas): ホテル設置の無線LANがある。一日$9.95+tax。ちょっと高いが利用頻度が高そうなので、ダイヤルアップでローミングするより安いかもしれないと思い、2日分契約してしまった。クレジットカードにチャージされる予定。

投稿者 tarumi : 11:27 PM | コメント (1)

November 27, 2004

安倍なつみ盗作疑惑

mixi の森山さんの日記で知ったのだが、安倍なつみ盗作疑惑というのがあるらしい。いや、これは疑惑という生易しいものではなく、事件と言って良い。情報倫理学の講義ネタに使えそうかと思ったが、議論の余地のない事件なのであまりネタにもならないかもしれない。いずれにしても、これは今後マスコミを賑わす話題になるだろう。紅白歌合戦辞退もあり得る。もっとも、盗作者はゴーストライターである可能性は高いように思うが。

投稿者 tarumi : 03:16 PM | コメント (3)

成田空港にて

ただいま、成田空港です。無線LAN快適です。
29日にダラスで開催される、Network Issues in Multimedia Entertainment というワークショップに出ます。面白そうですが、時差ボケで寝ないか心配です。

Flight Schedule
11/27
JL 1404 TAK->HND
JL 066 NRT->LAX
JL 5814 LAX->DFW

11/30
JL 5813 DFW->LAX
JL 069 LAX ->KIX

投稿者 tarumi : 02:55 PM | コメント (0)

November 26, 2004

他人のブログに論文が引用される

奇特にも、ブログに我々の提案論文(商品情報流通関連)を引用してくれる人がいた。
ありがたいことである。

この提案についてはまだこれからなので、うまく実現につなげていかなければ。

投稿者 tarumi : 06:25 PM | コメント (0)

November 25, 2004

情報倫理学の講義

著作権関係の話の最終回。学生からの質問で、小学校の校内放送で昼休みとかに市販の音楽流してるのはいいのかというのがあった。厳密には言えば著作権法的にはまずいがいちいちそんなことに目くじら立てないという意味の回答をしたが、もしかしたら、そのうち請求書が送られて来るかも。。。。???

投稿者 tarumi : 08:04 PM | コメント (0)

大学院講義

Infocity の(CACM 2月号)輪講。バーチャルな都市基盤はオープンな仕様でなければならないという、当たり前のことだけどそのような解説をした論文をS君が担当した。中で eBay が出て来たわけだけど、eBay の名前の由来って何なんでしょうね。Bay Area の Bay なのかなあ?

投稿者 tarumi : 07:56 PM | コメント (0)

November 24, 2004

本日のB3ゼミ(仮想現実関係)

2コマ目。B3 向けのゼミ。まだオリエンテーションの段階。

情報処理学会誌2002年3月の「仮想と現実の融合」の記事のコピーをネタに、この研究領域を知るため基礎知識をざっと話す。キヤノンとか暦本さんとか石井さんの研究など。

石井さんのタンジブル関係の別記事も発見。

投稿者 tarumi : 12:21 PM | コメント (0)

November 23, 2004

スタイルシートの修正

スタイルシートを修正して、自分のホームページとデザインが合うようにしてみた。
文字はちょっと大きくしてみた。年寄りなので。

投稿者 tarumi : 11:21 AM | コメント (3)

はじめました

なべやきうどん、はじめました。
ではありません。
ブログ、はじめました。(やっと)
mixi の日記と両立するのでしょうか?どきどき。
mixi の会員でない人には招待しますのでお声をおかけください。
gree からはこのブログにリンクしてます。
キヌガサドリームゲートスクエアは外部のblogにリンクできないようです。ということを調べていて気が付きましたが、この二つのSNSの日記は全く同じシステムのようです。
これら全部会員だったりするので、どこでも招待します。

投稿者 tarumi : 02:04 AM | コメント (0)