March 14, 2008
3/7-8 エンタテインメントコンピューティング研究会
一週遅れの報告になりますが、香川大学で情報処理学会のエンタテインメントコンピューティング研究会(第9回)を開催しました。
エンタテインメントに関係する発表なら何でもありです。ゲーム、音楽、スポーツ、教育(エデュテインメント)、コミュニケーションなどがこれまで取り上げられています。技術的には人工知能、ヒューマンインタフェース、ロボット、センサー、アクチュエータ、グラフィックス、音楽情報処理、情報検索、心理学など多岐にわたります。これらのコア技術にはそれぞれ専門の研究会があるのでそちらで発表することもできるのですが、エンタテインメントを共通のキーワードにして意見を戦わせることで得るものがあると考えています。
香川大学からはボードゲームを題材にしたエデュテインメントと、ワインの検索システムについて発表しました。どちらも学生でしたがうまく発表でき、たいへん活発な議論になりました。後で他大学の先生方からも色々なコメントを頂くことができました。
興味のある方は是非研究会に参加してみてください。ホームページはこちら。
投稿者 tarumi : 07:56 PM | コメント (0)
March 06, 2008
3/3-4 インタラクション@学術総合センター
少し前の話になりますが、3,4日に情報処理学会のインタラクション2008シンポジウムが開催されました。毎年、香川大学の卒論・修論発表会と時期が重なることが多いため、参加しにくいのですが、今年は修論発表日が急転直下1日の土曜に繰り上がり、参加できることになりました。
来年は自分が大会委員長なので、お願いして5日~6日にしていただきました。この日程なら香川大学の卒論修論ともバッティングしないでしょう。(万一してしまった場合は、ごめんなさい。)
というわけなので、香川大学の学生さんは投稿できるように準備をよろしくお願いします。
さて発表や展示を一杯見ましたが、良いものもあれば、それほどでもないものもありました。良い論文は結論がどうかというよりもアプローチがしっかりしている。仮説の立て方や実験の仕方などですね。見習わなくては!
投稿者 tarumi : 10:19 PM | コメント (0)
July 14, 2006
ハリウッド vs 琴平
しばらくぶりのBLOG投稿です。
この一ヶ月は学会が二件ありました。
ACE2006 (West Hollywood) と DICOMO 2006 (琴平) です。アメリカと超ローカルな地元香川県。でも規模は後者の方が圧倒的に大。400人近く集まりました。前者は150人くらいだったでしょうか。
ACE は日本勢の活躍が目ざましい。最優秀論文クラスは日本からは取れなかったけど、アイデアの面白い発表は日本に多いように思いました。日本人に創造性がないといった説を昔良く聞きましたが、そんなことは絶対にないと確信できます。
DICOMO は毎年規模が拡大します。今年は8パラレルセッション。一つの宿では収容できず、二つのホテルに分宿。この規模の会議が東京国際フォーラムや京都国際会議場などの多数の部屋を持つ会議専用施設ではなく温泉のホテルでできるというのは奇跡に近いと思います。私はもっと小規模なころのDICOMOの委員をやっていたのですが、4パラレルくらいでも開催できるホテルはほとんどないのです。幹事の方々、特にローカル担当の富士通研究所の方々にはたいへんありがとうございました。
今日、DICOMO 参加者アンケートの集計が届きました。「パラレルセッションは部屋が近い方が良い」「隣の発表の声が聞こえた」「宿は分宿でない方が良い」「食事のときスペースが狭かった」などの意見があったようです。誰しもそう思うでしょうが、この規模になれば改善は難しいでしょう。会議が開催できただけでも奇跡に近いのですから。それとも温泉やめて高い使用料払って都会の専用会議施設使いますか?
投稿者 tarumi : 09:02 PM | コメント (1)
December 20, 2005
WISS 2005
報告が遅くなりましたが、WISS 2005 を 12月7日から9日まで、小豆島のリゾートホテルオリビアンで開催しました。WISS とは、Workshop on Interactive Systems and Software の略であり、国内でもっとも活発で、レベルが高く、かつ面白いワークショップです。今回は私が運営委員長として香川県で開催することができました。参加者は165名でした。天気にも恵まれ、小さなトラブルはいくつかあったものの大きなトラブルもなく、無事終了しました。他の運営委員の皆様のご協力も多大なものがあり、深く感謝いたしたいと思います。
学生もたくさん連れていきましたが、非常な刺激を受けたようです。地方の大学では、学生を学会に参加させることのできる機会が少なく、このような機会は貴重です。特に、WISS のような場で他大学の学生の発表を聞くことはモチベーションの向上につながります。また、自身の発表も、特にデモ・ポスター形式で行うことにより、著名な先生方からも多くのフィードバックを得ることができます。さらに、WISS の発表はプレゼンテーションも工夫されているものが多く、研究内容が仮にわからなくてもプレゼン技法の勉強になります。
地元からは学会開催と言えば経済効果面での期待が大きいようですが、経済効果だけでなく、このような中身の効果もありますので、今後とも香川での学会開催に対してご支援をお願いいたします。また、せっかく香川県で実施しているのに香川大学以外の四国や岡山県からの参加者がなかったのも残念でした。(この会議は黙っていても参加者が多すぎて困るくらいなので、敢えて私も勧誘はしませんでしたが。)
投稿者 tarumi : 12:56 AM | コメント (0)
September 29, 2005
Ubicomp 2005 (1)
長らく学会行脚の旅に出ていました。
9月11日から14日までは、高輪プリンスで Ubicomp 2005 というユビキタスコンピューティングの国際会議が開催されていました。
11日は、ユビキタスゲームとエンタテインメントに関するワークショップに出席しました。ワークショップ会場は、日本で開催されている国際会議とは思えないほど、日本人が少かったように思います。私の出ていたワークショップも18人中日本人は3人でした。英語での議論の応酬はきついのですが、内容はだいたいわかります。モバイルゲームは日韓がトップレベルなので、日本で仕事をしている欧米人技術者が日韓の現状を話すところから始まりました。欧米や日本の研究事例についても参加者の発表で知ることができました。今までチェック漏れしていたいくつかの研究事例について知ることはできましたが、議論の質が高いとは余り思えませんでした。
投稿者 tarumi : 07:56 PM | コメント (0)
August 01, 2005
立ち読み
情報処理学会の電子図書館に「立ち読み」という機能がいつのまにかついている。論文原稿の一ページ目のみ、"SAMPLE" という透かし(電子透かしではありませんよ!)入りで無料確認できる機能である。ネーミングのセンスが良いので感心した。
投稿者 tarumi : 05:19 PM | コメント (0)
July 16, 2005
国際会議でビザを狙う外国人[続編]
7月15,16日に出席していた小さな国際会議で聞いた話。いきなり成田から会議場に電話があり、「カメルーンから来て会議に参加しようとしている某氏を入国させて良いか?」と聞かれたらしい。会議主催者はビザ書類を発行などしていないらしいが、それでも成田まで来てしまう。この人は国元で誰かに騙されたのではないかと推測されている。
投稿者 tarumi : 11:08 PM | コメント (0)
July 07, 2005
国際会議を狙うビザ取得希望外国人(?)[総集編]
国際会議を日本で開催しようとすると、外国から日本入国ビザ獲得目当てとしか思えない問い合わせや書類要求がよくあることは知られている。2005年5月19-21日に高松で開催した The 2005 International Conference on Active Media Technology における事例をまとめてみた。
事例1:実在の教授を名乗るケース
本BLOGの過去記事でも紹介しているように、ネパールの実在の大学教授の名前を名乗り、同僚を会議に派遣したいので…と言って交渉してきたケースがあった。発信元メールアドレスが大学のHPに公表されているものと違うので、意図的に公表されているアドレスに返信してみたところ、本物教授から「覚えがない」という返信があったので発覚した。そもそもこの教授は学問分野が全く違うのである。その後、相手が偽物と知りつつメールのやりとりをして敵情を探ってみた。その様子は mixi 日記に赤裸々に綴ったので、mixi 会員であれば読むことができる。相手は色々と言い訳をしながら何とかビザ書類をせしめようとしてきたが、私が本物教授の方に送付した(実際は送付していないが)と言ったとたんにあきらめた。
なお、このネパール人は会議への参加登録をする際に、登録サイトにてホテルの予約しかしていないという失態を犯していた。
教訓:大学教授などの公人を名乗る人物からのメールは発信元をよく確認する。
事例2:実際に支払いのあったケース
会議の半年ほど前に、国際電話でガンビア人から問い合わせがあった。こちらの方針は「登録費用が支払われていなければビザ関連書類は発行しない」であることを伝えた。
同一人物かどうかはわからぬが、会議の数か月前に、ガンビア人による参加登録があった。しかも支払いがされている。支払いがあれば、こちらは事務的に対応することにしているので、ビザ関連書類は発行することにした。
このとき、大事なのは決して身元保証書などは発行しないことである。日本の大学の教授、もしくは中央官庁の課長以上の職にある者であれば、在職証明書を送ることによって、身元保証書に代えることができるというルールがある。これにより、身元保証をせずにビザを発行してもらうことが可能である(だからこそ、彼らは大学教授を頼って国際会議を狙って来るのだろう。)また、招聘理由書に申請人(相手)との関係を書くところがあるが、ここにも事実をありのままに書くことが大切だと思う。つまり、相手のことは全く知らないが、登録と支払いがあったので断る理由がないから事務的に招聘理由書を発行したのだと日本語で書いておく。こう書けば、この人にビザを発行するかどうかは大使館員の判断に完全に任されることになる。我々は事実をありのままに国に報告しているのだから責任が発生することはないだろう。
ちなみにこのように書いた。
招へい人は当該国際会議の運営に当たっております。査証申請人とのこれまでの個人的関係はなく、査証申請人から今回の参加登録申請と支払いがあったため事務的に対応しております。申請人の身分や旅程等については申請人からの通知の通り記載いたしましたが、真実性の確認はしておりません。
ところが、このガンビア人は間抜けだった。会議の直前になってようやくビザ関連書類を送ってくれと言う連絡をよこしたのだ。じゃあ書くから○○と○○を教えてくれと必要事項を要求するのに何度かメールをやりとりせねばならなかった。特に滞在予定表に書き込むホテルの予約状況の捏造に手間取っていたように思われる。高松のビジネスホテルに何とかインターネット経由の予約をしたようだが、その予約は飛行機のスケジュールと一致していなかった。しかも既に会議登録サイトにて旅行会社経由で別口のホテル予約も済んでいたようである。矛盾だらけだ。そんなこんなで、書類送付が出国ギリギリになり、相手の要求通りにDHLで送ったのだが、たぶん間に合わなかっただろう。ガンビアに送るにはDHLでも一週間かかると言われた。しかも、高松からDHLを送ると東京から送るより一日余分にかかることを相手は知らなかったものと思われる。
DHLで送るのに5000円ほどかかったが、相手は会議登録費用を支払っているので文句は言わない。ところが、登録を代行してくれた旅行会社の情報によると、このガンビア人はクレジットカードの決済に二度ほど失敗(カードの与信ができなかったため)。三度目の正直で支払いできたようだ。ということはこの登録費用も不正なカードを使っている可能性が全くないとは言えないが、とにかく支払われてしまったので登録は登録である。
事例3:国内の大学に留学している某国人の no show
この事例は特殊である。国内の大学に留学しているという、日本国内に住所を持つ学生から参加登録があり、結局彼は支払いもせず、来場もしなかった。発表予定もなく、連絡もなく、住所が国内でなければ以下の「その他の事例」と全く同じなのだが、国内居住者にビザを発行する必要はないので、ビザ目当てだとしたら変である。いったい何だったんだろうか。
その他の事例
以上3件の事例は目だったものであるが、ほとんどの場合はこっそり会議参加登録を行い、支払いもせずにそのまま黙っている人達である。本物に見せようとするためホテルの予約やバンケットの追加チケット(4枚も申し込んだ人がいた)も入力する人が多い。偽の予約を入れられるホテルもいい迷惑だ。(我々は怪しい人は最初から除外して考えているが、旅行会社やホテルは万一を考え慎重に対応していたようだ。)おそらく、登録があれば自動的にビザ関連書類が発行されることを彼らは期待しているのではないだろうか。
投稿者 tarumi : 06:15 PM | コメント (0)
June 14, 2005
Tableキャプションは上?
論文を書くとき、図のキャプションは下に、表のキャプションは上にと教えられる。なぜそういう習慣なのかはよくわからない。
今度、技術英語のときに論文のフォーマットについて教えようと思い、典型的な国際会議英語論文(Abstract, Introduction, Related Work, Conclusion という名前の節が含まれていて、図と表がある)を探したが、要求通りの型にはまっていたものはそんなに高い確率では存在しなかった。それと、表のキャプションを下に書いている論文が案外多い、というか今日見た範囲では過半数じゃないか!てことは、表のキャプションが上というのは世界標準でも何でもなかったのか?
投稿者 tarumi : 06:31 PM | コメント (0)
June 10, 2005
UbiCNS
UBiCNS (済州島)に来ています。韓国と日本のユビキタスコンピューティングの合同研究会です。
ポスターで発表しましたが、ペーパーセッションと並行のため、説明件数があまり伸びず。残念。
韓国人も英語が得意でない人は多いらしい。ペーパーセッションの発表は英語、日本語、韓国語のいずれでも良く、英語以外の発表の場合は同時通訳がつきます。しかしプロの通訳社ではないらしく、ほとんど訳せていなかったのがちょっと残念でした。限られた予算では難しいですね。
投稿者 tarumi : 02:10 PM | コメント (0)
May 21, 2005
AMT2005終了
国際会議 AMT2005 が無事終了しました。ご支援、ご協力をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
たいへん多くの人に会えました!
新聞記事、テレビニュースでの紹介もありました!
バンケットには真鍋知事もおいでになり、ファッションショーもあってたいへん盛り上がりました!
学生たちもがんばりました!
天気にも恵まれました!
期待以上の成果で、皆さんに喜んでいただけたものと思います!
投稿者 tarumi : 07:54 PM | コメント (0)
May 17, 2005
論文査読
某学会から、「あなたの査読した論文は条件付採録になりました」との連絡メールが来た。調べてみたら半年前に査読した論文で、自分は11月に報告を出していたのだった。もう一人査読者が半年かけていたことになる。(あるいは査読者の選定に難航していたのかもしれないが。)この学会は比較的査読が早いと言われていたのだが、こういう迷惑者もいるのか。
投稿者 tarumi : 08:04 PM | コメント (0)
April 08, 2005
香川大学メールマガジン
香川大学メールマガジンというものがある。香川大学のホームページで登録できる。もちろん無料なのでどんどん登録してください。
私は今年からこのメルマガの編集委員になった。今日、会議があった。読者は増える一方(解除する人が少ないからだろうが…)で、年齢層も幅広いらしい。
各学部で担当を回しながら記事を作成していく。このような「負担の平等化」は大学では重要だが、たとえば重点的に一つのことを宣伝するような「広報の戦略性」とは相容れないことがある。難しい問題だ。
投稿者 tarumi : 08:10 PM | コメント (0)
March 18, 2005
GN研(4)
午後からは、ネットワークサービスに関する発表が6件。
NTTのAwarenessNetは、bk1という書籍販売サイトで実験したものでデータが豊富。しかし amazon が何をやってるのか方式が公開されていないため、比較できないのが痛い。この分野は論文等で発表されてないことが多いのがつらい。
S大学からの検索パーソナライズの発表。個人データを端末側に持つというもの。個人情報保護法の関連で、これからはこういうのもアリかもしれない。
最後の某発表。プレゼン迫力なさすぎ!だめだめ。しかも文献調査不足。
午後は質問陣も元気がなかったなあ。たぶん私が質問数一番?
投稿者 tarumi : 02:57 PM | コメント (0)
GN研(3)
午前中、アウェアネス関連の発表が3件。
北陸先端大の知識科学研究科の建物には、赤外線による個人IDセンサーがあって位置情報がとれる。発表会場の教室にもセンサーがあった。すごい。
次にディスカッション支援の発表が3件。
Y先生の「Semantic Chat」。発言に質問、回答などのタグをつけるだけだが、ディスカッションでは有効に使えたようだ。雑談が減るのが原因か。
他にも完成度の高いゼミ支援システムの発表があった。
投稿者 tarumi : 01:48 PM | コメント (0)
March 17, 2005
GN研(2)
招待講演「閉塞感に包まれているIT研究」 by 松下先生 (東京工科大学)
以下メモ。
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IEEE, IPSJ の会員減。情報系学科の世界的な志願者減。
IBM のパソコン事業からの撤退。
RFID は流行っているが、大事な仕事は標準化であって研究の仕事は乏しい。
競争の激しくボランティアベースのインターネットが、官公需依存で護送船団方式の通信業界を潰した。→ NTTが草の根に負ける。
アメリカのWindowsを使わないために日本政府はLinuxを推奨。
東京工科大学にオープンソフト/Linuxで二億円予算がついた。
日本の凋落。
日本の公共料金は高い。仕事の効率が悪い。コンピュータや液晶の競争力がない。
米国ITを追従しない。
オープンソフトの使用、携帯端末などの組込ソフトのデファクト化推進(キャリアに囲い込ませないオープン携帯電話)、携帯電話データ通信の高付加価値化、家電の情報化、人の脳に学ぶコンピュータ、香りの出るコンピュータ、人に優しいコンピュータ、環境に優しいネットワーク、などの研究開発領域。
IT の競争力は8位に上昇。光ファイバの普及が貢献。
日本の人口減少。東京工科大学の志願者も激減。
2050年にはインドの人口が一位。
CO2排出も減らさないといけない。省エネ製品が重要になる(ルータの省エネ規制)。
省エネと人口減に対してITがどう対応するかが重要。
基幹技術10大戦略にペタフロップス級スパコン、準天頂測位衛星が入っている。
投稿者 tarumi : 06:02 PM | コメント (0)
GN研(1)
情報処理学会グループウェアとネットワークサービス(GN)研究会を北陸先端大で開催中。以下メモ。
「ナレッジワーク環境」セッション
いろいろ発表があった(4件)が、何年たっても決定打の出ない研究分野のような気がする。
「実世界志向」セッション
RFID 応用関係が2件。
1) 光によるスポットライトで捜し物(老人の薬探しに応用するらしい)。
2) モノにバーチャルな落書きをする応用。SpaceTagを参照していただいてありがとうございます。しかしちょっと苦しい研究かも。「RFIDを使うことが目的ではないか?」との質問もあった。
あと1件は光学(赤外線LED)タグの応用。地下空間で災害時の情報収集に使うということらしい。でも火災が大きいときは炎の熱と煙のために使えないらしいので初期避難用か。赤外線な理由はコストとサイズらしいが ...
しかし顧問のM先生はいつも通り辛辣だ!
投稿者 tarumi : 04:37 PM | コメント (0)
March 16, 2005
不正入国手口(続編)
以前の記事で紹介したネパールの偽教授からここ二日ほど続けてメールが来る。国際会議に登録したからビザ用のドキュメントを早く送ってくれというもの。そういえば、本物教授には確認のメールを送ったが偽物君は全く相手にしていなかったのだった。
とりあえず参加費用を振り込むように要求する(この会議のルールによる)。これでは振り込め詐欺ならぬ「詐欺に振り込め」。
投稿者 tarumi : 12:30 PM | コメント (0)
February 21, 2005
年度末
2~3月にかけて色々な行事や学会が多い。
学生が2月に成果を出し、就職以前にそれを発表させるというスケジュールになることが多いからだが、ちょっと多すぎる。今年は香川大学工学部のスケジュールが後ろにずれたために、卒論・修論発表会の日程が例年より遅く、それとバッティングしたために面白そうな学会やイベントでも参加できないものばかりだ。インタラクション2005にも参加できない。困ったものだ。
投稿者 tarumi : 06:21 PM | コメント (0)
January 28, 2005
不正入国手口(その2)
12月中旬、昼休みに国際電話がかかってきた。国際会議に関する問い合わせ電話。なんだか電話が遠いが、参加したいので詳細を教えて欲しいという。コリアとか聞こえたので韓国かと思った。(注。この会議はアジア中心。)参加登録をして金を払ったら招待状を送ると説明。
数日後、改めてメールが来た。コリアではなくガンビアだった。何と西アフリカ。聞き違い。そういえば電話が遠いし韓国とは違う訛りの英語だったかも。メールでは早く登録したいと言っているが登録開始はまだなのである。待ってくれというと、セネガルの日本大使館まで行かないとビザがもらえないから早くしてくれとしつこい。怪しい。でもとにかく受け付けはしてないのでそのまま放置。以来音沙汰はない。しかし数万円の参加費を支払ってでもビザが欲しいのだろうか?
こういう場合の対応方法を外務省に電話で問い合わせてみたところ、極めて慎重な言い回しで回答してくれた。絶対にその人は怪しいとか、どこの国はそういう事例が多いとかははっきり言わない(当然か)。参加費を支払ってでも偽装する可能性については「ないとはいえない」との回答。
で、外務省の人と話した結果の私なりの結論としては、ビザ発行に必要な書類は送っても良いが、申請者との関係に「学会に登録したから書類を発行したまでであって、面識はない」とはっきり書いておくのが良さそうだ。(招待状ではなく、大使館に持って行く申請書様式を使うということ。)そうするとこちらに責任が来ることはないだろう。
投稿者 tarumi : 08:18 PM | コメント (0)
January 26, 2005
不正入国手口
今、国際会議(学会)の開催準備をしているところだが、最近、学会参加を装って招待状をせしめてビザをゲットし、日本に入国してももちろん学会には出席せずにそのまま不法滞在をする外国人が多いとの噂を良く聞く。いや、良く聞くどころか怪しげな依頼は一杯来る。
先週、ネパールのジャーナリストと称する(ジャーナリストと称した時点で十分怪しいと言われている)人物から学会に関する問い合わせ電子メールあり。このメールに関しては確か放置したと思うが、そうしたらこんどはネパールの大学教授という人から「私の同僚が会議に出席したいと言っているので詳しく教えて欲しい」という趣旨の電子メールが来た。怪しげだ。なぜ自分で電子メールをよこさないで教授に代行させるのか?しかもメールの本文は会議の名称の前後で改行されており、ここだけ変えてあちこちに出せるテンプレートがあるように見える。さらに、教授が書いたにしては英文が粗雑であり、Subject は "To participate!" などと ! を使っている。初対面の相手に ! なんか入れたメールを知識人が出しますかね?(日本人でそういう人時々居ますけどね。)
教授の名前でぐぐってみると、確かに実在の教授である。Director 職にある偉い人のようだ。しかし専門は化学方面で、IT 関係ではないので分野違い。さらによくよく見ると大学 web サイトに示されているメールアドレスともらったメールの発信アドレスは異なる。
怪しさ満載なので、放置してもよかったが好奇心が湧いてしまい、web に示されていた方のアドレスに、元のメールに対する事務的な返信を送ってみた。そうしたら案の定、この教授から「そのようなメールを発信した心当たりはない」と知的で丁寧な英語で回答あり。
再度この教授名でぐぐってみると日本の別の会議に同一文面でメール発信したものが web 上にアーカイブされている例も発見。本物の先生には、誰かが偽装しているみたいですよと教えてあげた。
この例はネパールだが、ブータンやアフリカ諸国などからも類似の怪しい問い合わせがよくある。国際会議というアカデミックなところまで裏社会が垣間見えてきて面白いなあ。
投稿者 tarumi : 10:30 PM | コメント (0)
January 17, 2005
WISS の予告
WISS 2005 の予告ページを立ち上げた。
小豆島ええとこです。皆さん来てください。
投稿者 tarumi : 09:02 PM | コメント (0)
December 21, 2004
ACM SIGGROUP が解散
ACM SIGGROUP が解散することになったらしい。活動が低調な感じがしていたので仕方がないが。
12月15日に書いたように、更新して会費を払ったばかりだが、これについては他のSIGの一年間延長と交換できるということなので一安心。
投稿者 tarumi : 12:31 PM | コメント (0)
December 15, 2004
会員期限切れ
ACM のデジタルライブラリから論文をダウンロードしようとしたら、できなくなってしまった。午前中はできたのに夕方できないとは不思議だ。よく調べたら11月末で会員の期限切れになっていた。今年はrenewalを促すメールも郵便もが来なかったようだが見落としていたのだろうか?更新手続きをしたらすぐにダウンロードできた。
どうやら、期限切れ後2週間猶予があったのだが、日本では15日の昼間でアメリカ時間基準の2週間猶予が終わったのではないかと想像する。
更新のついでに、SIGMOD と SIGMOBILE にも入会してしまった。前から SIGCHI と SIGGROUP には入っている。学会費はかさむ一方だ。必要経費として認めて欲しいくらいだ。いい方法はないものか。
投稿者 tarumi : 04:13 PM | コメント (0)
November 30, 2004
NIME (まとめ)
論文は14件採録されたが、そのうち半分の7件がイタリアのボローニャ大学がらみである。ボローニャ大学と、共同研究先 (?) のUCLAでワークショップが運営されているようだが、関係者の論文が半分というのはちょっと多いと思う。ワークショップの最初で、採択率は低くて厳しかったという挨拶があったが、具体的な数字は出なかったし、本当だろうか?
ワークショップ参加者数は20-25名くらいであり、発表者と関係者以外の参加者はわずかであった。これはワークショップという性格上、止むを得ないとも言える。
内容的には私のあまり得意でない分野の論文が多かったので、どう評価してよいのか分からないというのが正直なところである。それぞれの論文から参考文献が多数参照されているので、この分野の勉強の今後の手がかりにはなると思うが、ComSoc (IEEE Communication Society)の会議に来たのはあまりうまい手ではなかったかもしれない。おまけに、一日のワークショップだけで 400 ドルの参加費は高すぎる。
投稿者 tarumi : 11:41 AM | コメント (0)
NIME (Session 4: Short Paper Session)
私の発表はこのセッションで。ショートなので10分しか発表時間がない。仮想都市の概念と、ブラウザ版、Brew 版の実装と評価について簡単に話す。まだ課題の多い段階なので、ショート採録は止むを得ないところか。
携帯電話はそれ自身磁石を内蔵しているので電子コンパスは使えないのではないかという質問があった。確かにそう言われてみればそうなのかもしれないが、回路やコンパスの詳細について知らないので何ともコメントしづらい。手持の二機種でコンパスの性能がかなり違うので、problematic device であることは言えると回答。また LightWave で作成したオブジェクトがリゾリューション等の関係で携帯で使えるのかという質問が座長からある。ポリゴン数に気をつけていれば、一応使えるよと回答。やはり質問の傾向も情処のGN研とは違い、デバイスやグラフィックスにみなさん興味があるようだ。
他の3件のうち、2件は携帯電話に関連するもの。"Buddy-Finder" はGSM携帯電話のアーキテクチャを活用して、自分の友達が近くにいるかをチェックしてショートメッセージコミュニケーションを行おうというものだが、GSM は古いんじゃないのという質問も出てたし、アプリも全然新鮮味がないし、何だかなあ。
このセッションは疲れの出る時間帯という要因に加えてショートということで、聴衆もややダレ気味だったのが残念だった。
論文リスト
* Fast Colored Surface Rendering for ENtertainment Applications on Small Devices -- An Experimental Study (A. Amoroso (U. of Bologna))
* Buddy-Finder: a Proposal for a Novel Entertainment Application for GSM (C.E. Palazzi (U. of Plogna/UCLA))
* Implementations and Evluations of Location-based Virtual City System for Mobile Phones (H. Tarumi, K. Matsubara (Kagawa U.), M. Yano (Fujitsu Shikoku Systems))
* MSAP -- A Protocol for Efficient Multimedia Content Search and Distribution on the Internet (Q.N. Yin, C.H. Lung (Carleton U., Canada))
投稿者 tarumi : 11:08 AM | コメント (0)
NIME (Session 4: Short Paper Session)
私の発表はこのセッションで。ショートなので10分しか発表時間がない。仮想都市の概念と、ブラウザ版、Brew 版の実装と評価について簡単に話す。まだ課題の多い段階なので、ショート採録は止むを得ないところか。
携帯電話はそれ自身磁石を内蔵しているので電子コンパスは使えないのではないかという質問があった。確かにそう言われてみればそうなのかもしれないが、回路やコンパスの詳細について知らないので何ともコメントしづらい。手持の二機種でコンパスの性能がかなり違うので、problematic device であることは言えると回答。また LightWave で作成したオブジェクトがリゾリューション等の関係で携帯で使えるのかという質問が座長からある。ポリゴン数に気をつけていれば、一応使えるよと回答。やはり質問の傾向も情処のGN研とは違い、デバイスやグラフィックスにみなさん興味があるようだ。
他の3件のうち、2件は携帯電話に関連するもの。"Buddy-Finder" はGSM携帯電話のアーキテクチャを活用して、自分の友達が近くにいるかをチェックしてショートメッセージコミュニケーションを行おうというものだが、GSM は古いんじゃないのという質問も出てたし、アプリも全然新鮮味がないし、何だかなあ。
このセッションは疲れの出る時間帯という要因に加えてショートということで、聴衆もややダレ気味だったのが残念だった。
論文リスト
* Fast Colored Surface Rendering for ENtertainment Applications on Small Devices -- An Experimental Study (A. Amoroso (U. of Bologna))
* Buddy-Finder: a Proposal for a Novel Entertainment Application for GSM (C.E. Palazzi (U. of Plogna/UCLA))
* Implementations and Evluations of Location-based Virtual City System for Mobile Phones (H. Tarumi, K. Matsubara (Kagawa U.), M. Yano (Fujitsu Shikoku Systems))
* MSAP -- A Protocol for Efficient Multimedia Content Search and Distribution on the Internet (Q.N. Yin, C.H. Lung (Carleton U., Canada))
投稿者 tarumi : 11:08 AM | コメント (0)
NIME (Session 3: Digital Audio and Video for Entertainment)
午後の前半のセッションはこれ。5件発表がある予定が、四番目の論文発表者が飛行機の遅れとかの理由で来なかったので、4件。
最初の発表をしたドイツ在住の中国人 Gu さんとは席が隣だったので色々話をしたり一緒に昼食をとったりした。奥さんが韓国人のピアニストだそうだ。またドイツのNEC, 松下に勤務したこともあるそうだ。論文はプロのミュージシャンが遠隔で合奏練習できるようなシステムについて。音質についての主観評価も含まれているようなので、興味深い。
最後の発表をした松本さんは東大の青山研究室のD1の学生で、英語での発表は初めてだそうだが、落ち着いて質問にも回答していた。
論文リスト
* NMP -- A New Networked Music Performance System (X. Gu, et al. (Technical University Braunscweig, Germany)
* A Multimedia Broker for Ubiquitous and Accessible Rich Media Content Transcoding (P. Salomoni, S. Mirri (U. of Bologna))
* GhostShare --- Reliable and Anonymous P2P Video Distribution (A. Nandan, G. Pau (UCLA), P. Salomni (U. of Bologna))
* A Video Frame Dropping Mechanism Based on Audio Perception (M. Furini (U. of Piemonte Orientale, Italy), V. Ghini (U. of Bologna))
* A Scalable and Low Delay Communication Scheme for Networked Virtual Environments (Nobutaka Matsumoto, Y. Kawahara, H. Morikawa, T. Aoyama (U. of Tokyo))
投稿者 tarumi : 09:54 AM | コメント (0)
NIME (Session 2: Massive Multiplayer Online Games)
午前中はキーノートに続き、このセッション。このテーマで5件発表があるというところがすごい。内容はマイグレーションとか、ロードバランシングとか、P2P とかのネットワークアーキテクチャやアルゴリズムの話で、シミュレーションの結果この方式がいいとか悪いとかいう論文である。このあたりはあまり勉強してないのでこういうおおざっぱなまとめ方しかできずすみません。
何かにつけて韓国のオンラインゲーム市場の話が出て来たり、中国のIBMの研究所でオンラインゲームの研究をしているというところに驚いたり、アジアがホットである。みなさん韓国を目標にしているようであるが、韓国人はこのワークショップには来ていない。
論文リスト
* On Maintaining Interactivity in Event Delivery Synchronization for Mirrored Game Architectures (C.E. Palazzi (U. of Bologna/UCLA), S. Ferreti, S. Cacciaguera, M. Rocceti (U. of Bologna))
* Design and Simulation of a Migration-based Architecture for Massively Populated Internet Games (L. Gardenghi, S. Pifferi, G. D'Angelo, L. Bononi (U. of Bologna))
* Modeling System Performance in MMORPG (Gao Huang, et al. (IBM China Research Lab)
* Peer-to-Peer Architecture and Protocol for a Massively Multiplayer Online Games (M. Merabti, A.E. Rhaibi (Liverpool John Moores U., UK))
* Performance Evaluation of a Proxy System for Providing Immersive Audio Communication to Massively Multi-Player Games (C. D. Nguyen, F. Safaei, P. Boustead (U. of Wollongong, Australia)
投稿者 tarumi : 09:40 AM | コメント (0)
NIME (Session 1: Keynote)
GLOBECOM 2004 併設の Networking Issues in Multimedia Entertainment ワークショップに出た。
Keynote は、Charlie Judice さん (Flagler College, St. Augustine, Florida) の、"Digital Storytelling: The Next Killer Application" というもの。ここでの Digital Storytelling とは、スライドショーにBGM とか簡単なインタラクティビティを付加したものをイメージすればよい。これに係わる概念整理や関連ツールのサーベイがあり、もっと環境を整えれば多くの人がデジタルストーリーのオーサリングをするようになるだろうという趣旨の講演だったと思う。確かにツールの整備には現状よりもさらに工夫の余地があるだろうが、それがキラーアプリになるかという点については人により意見が異なるであろう。
プレゼンテーション資料のメモです。
[Elements of a digital story]
Media,
Action (content, que pasa?),
Relationship (linear, non-linear),
Context (purpose, why should i listen?),
Communications (1-way, 2-way, discussion)
Story = Media+Context
[Digital Storytelling pioneers]
Kodak's Grand Odyssey project
Center for digital storytelling, Berkeley
Digital Clubhouse Network, NYC
Dana Atchley's digital storytelling festival
[Current practitioners]
BBQ
Coca-Cola, IBM, Oxygen Media
Scott county elementary schools
Pearl River H.S. Students
Univ. of Michigan,
UCLA
Web bloggers
[Hiearchy of story]
story ------ collection ------ capture
(context) (organization)
[Why people don't do it now!]
Because it is a hard work!
[Tools]
* capture
DSC (Digital Still Camera), miniDV, CDtoMP3, TiVo, phonecam
* Storage Organization, and Processing
Kodak easy share, picasa,
Adobe photoalbum 2.0,
Sony movieshaker,
MS PPT plug-in,
Apple iMovie,
MS Xp Movie Maker 2 ,
Adobe Premiere,
Macromedia Director, Flash MX
* Networking and connectivity
Ethernet, Wi-Fi,
Broadband Internet, CD, DVD, Blu-rays
[Technologies]
* Color dither, DCT, MPEG encoder, etc.
[Making digital abums a consumer product!]
Event segmentation, duplicate detection, emphasis image,
Auto-layout with dynamic feedback, video segmentation....
[Summary]
Everyone has a story to tell
Good tools are available, inexpensive, and easy to learn
Implication for ComSoc: our asymmetric broadband networks are inadequate!